これから先は、
人間集団に適応できない考え方をするうつ病予備軍を【思考障害】、
うつ病を【思考不全】と表現していきます。
思考不全の予備群である【1度(軽度)、2度(中度)、3度(重度)】の人達を、
死(自殺)を招きかねない4度の思考不全にしてはいけません。
ここで必要なのが予防法です。
予防法を学ぶと、思考不全が改善した人の再発予防にもなります。
現状では【認知(行動)療法】が治療法として用いられていますが、この心理療法は予防法として、また再発予防として用いるべきです。
一部の精神科医のかたは、
長年続いているセロトニン伝説を否定的に捉えているようです。
セロトニンが発症原因ではない。
心の痛み止め(抗うつ薬)を与える対症療法だけでは、完治を促す治療にはならない。
診察を受けに来る多くの思考不全の人と接していると、全ての人に当てはまる共通点があるのを見出して欲しい・・・と、願うばかりです。。
良心的な治療者も、思考不全の原因が分らないのでお手上げの状態なので責めるわけにいきません。
さがら療法では思考不全の改善は3拍子、ワン・ツウ・スリーで行うように伝授しています。
この手法は原因を把握しているのでできることですが、
原因を理解すれば誰でも、カウンセリングで思考不全を改善できるわけではありません。
原因が分っても社会経験が浅い臨床心理士:公認心理師が、60代のバリバリ社長のうつ気分を、カウンセリングで改善させることはできません。
カウンセラーは、相談者が信頼できる社会経験が豊かな人でなければなりません。
うつ病予備軍の思考障害と、うつ病と言われている思考不全。
思考障害と思考不全の心の苦痛は全く違います。
思考障害(うつ病予備群)からくる心の苦痛は、考え方を変えれば楽になっていきます。
思考不全(うつ病)の心の苦痛は、考え方を変えても楽にはなりません。
思考不全になる前の思考障害の頃は、心の苦痛と言っても【悩みや心配】程度ですが、
思考不全になると悩みや心配を通り越して【恐怖心】が入ってきます。
思考不全になった時の強い恐怖心は、普段抱いている死ぬ不安感よりも強くなり、
死にたくなくても死(自殺)を選んでしまいます。
人は誰しも死ぬのが怖く生きたいという気持ちがあるのですが、
対人関係での問題から自尊心が働き死(自殺)を選びます。
人はなぜ【心配したり悩む】のでしょうか?
【うつ病の人はうつ病になる考え方をしている】と述べました。
うつ病になる人は、
心配性の親から子育て中の躾で【心配する癖】を引き継いでいます。
それも強制されたり誘導されたりして【心配する癖】を与えられています。
思考障害をもつ人は、
躾をした母親に、何らかの敵対心をもつ場合が多く見受けられます。
後日助けてくれなかった父親にも依存心をもたなくなります。
躾って怖いですね。
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