考えたり判断したりする脳機能を【思考】と言います。
人は誰しもその思考に、【考え方の癖・心の癖】をもっています。
その思考の癖は古来より【三つ子の魂百まで】と言われるように、
根本的に思考の修正をしなければ死ぬまで続きます。
ここで言う【三つ子】とは、2歳児を指しています。
2歳3歳で思考の癖、考え方の癖ができるのか?、と思われるでしょうが、
思考の癖は、子育て中の親から【躾】として【親の考え方の癖】を受け継いでいます。
ここで間違ってはいけない事があります。
考え方の癖は【遺伝】ではありません。
あくまでも親の考え方の癖を【伝承】したのです。
うつ病になる前に自分の考え方の癖を知ると【うつ病の予防】になります。
1、うつ病になる人は、うつ病になる考えをしています。
2、イジメを行う人は、いじめを行う考え方をしています。
3、イジメられる人は、いじめを受けるような考え方をしています。
4、何度も相手にフラれる人は、フラれるような考えをしています。
5、失恋をする人は、失恋するような考え方をしています。
6、借金をする人は、借金をするような考え方をしています。
・・・・・等々、たくさんあります。
ですが、
自殺をする人が自殺をする考え方をしているとは言えません。
自殺については後ほど説明します。
うつ病は何故?生じるのか、どんな時に生じるのか。
その殆どは【対人関係】で生じます。
決して、より良い対人関係をもつ人がうつ病にはなりません。
人は群れ(集団)で生きており、群れに適応する考え方をすれば対人関係で窮地に陥りません。
群れに適応出来なかったとき、集団生活に適応できなかった時にうつ病になります。
これを対人関係の不適応といい、精神科で【適応障害】などと診断されます。
うつ病ではないがうつ病になる考え方の人を【うつ病予備軍】といいます。
そのうつ病予備軍の人の考え方を【思考障害】といいます。
思考障害(うつ病予備軍)は、
1度(軽度)、2度(中度)、3度(重度)に3区分され、4度はうつ病になります。
さがら療法では、4度のうつ病を【思考不全】と表現しています。
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