年が明けたと思ったらもう8日です。
旧年中はお世話になりました。
本年も宜しくお願いします。
天気図を観るとこの時期に張り出してくる【寒冷前線】が下まで下がらず、
高気圧が上の方まで登って来ています。
今日8日は、気圧の谷間で生じる風が1月なのに春一番のように吹き荒れています。
この数年当地にはあまり雪も降らず暖冬の気配を見せています。
3年ほど前に神奈川県相模原市でおきた【障害者施設の集団殺人事件】
この事件の加害者は、障害者は社会の役にたたないと16名を殺しています。
気象だけでなく人々の心も荒れています。
その審判が1月8日から始まります。
加害者に罪を与えるだけでなく、予防法を確立せねば本当の意味の解決策にはなりません。
正月を故郷で過ごした人たちの帰省ラッシュも終わり、皆さん仕事はじめをしています。
悲喜交々(こもごも)と年末年始を過ごし、
新年の夢や目標をもつ人、
もう駄目だと心がくじけそうな人、
人は多種多様に新年を迎えたようです。
今年は日本で2回目のオリンピック、前回のオリンピックの時は中学3年生でした。
その年の9月から【精神構造分析】の研究を始め、気がつけば今年で56年目になります。
別に世のため人の為にと研究を重ねて訳ではなく、
己の心を知りたくて日々の心の記録をつけ始めたのが研究のスタートでした。
その後精神障害者の福祉施設を開設するとともに、
自分の心だけでなく周りの人の心も記録していきました。
莫大な量の記録は誰にも見せず、記録としてまとめた分から廃棄してきました。
昨年70歳・古希になり、まとめあげ、電子データに残した分も大量に廃棄しました。
周りの友人知人は勿体ないと言ったが、廃棄後は何故だかスッキリした気分でした。
心の記録を取ながら【うつ病とは何?】と、のど元迄答えが出ていましたが、
10年間ほど【これで良い】と思えずいました。
その答えが平成17年の9月に、
10年ほど悶々と苦闘してきた心の世界、その世界が見えました。
思い返すと、
ひょんな事から入り込んだ障害福祉の世界、この世界も今年で50年になります。
研究に明け暮れ障害福祉に没頭し家族に迷惑をかけてきました。
その反面多くの人に支えられ助けられてきた人生です。
本当に運が良かったと思う、つくづく思います。
私は兄弟9人で末っ子の五男、兄2人はうつ病で苦しみました。
1人は終生医者の出す【抗うつ薬】で薬漬けになり、一人は自ら命を絶った。
一時期は国や医療制度に反発したのですが、治療者は【うつ病の予防や改善策】が分からないのだろうと、今はその反発心もありません。
うつ病の予防法や改善法で薬を用いる人は用いれば良い。
【うつ病の予防法や改善法】に、いろんな手法があって良いのではないでしょうか。
国やうつ病の治療者は民間療法を否定や反発をせず、医学だけでなく心理学・分析学・哲学も学んで欲しい。
そんなことを思う年始めを過ごしました。
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