小学生の頃「将来の夢はなんですか?」と聞かれるとすぐに答えることができていました。
私の将来の夢は獣医師になることでした。
本当に単純な理由ですが、動物が大好きだったからです。
しかし年齢を重ねるにつれ、その夢がどんどん薄れていきました。
そんな薄れた気持ちで動物介護の専門学校に入学しました。
入学はしたものの周りと馴染めず、「私がなりたかったことは本当にこれなのか?」と自分自身が分からなくなり、半年程で学校を辞めました。
その後夢や希望、目標さえも見失い、ただその日を生きているような毎日を送っていました。
そんな毎日を何年も続けていくにつれ、生きている意味さえも分からなくなり、しまいには「私に生きている価値はない」と思うようになりました。
こんな考えをもっていた私ですが、人は面白いもので考えを改めるだけで変われます。
心の健康教室では【主治医は自分】という話があります。
他人がどれだけ私を変えようとしても変えることはできません。
変えられるのは私自身だけです。
こうした考え方に変えてから私の心はとても軽くなり、また夢や目標が生まれました。
私の今の夢は心に苦しみをもっている子供達を手助けすることです。
今まで私が苦しんできた経験を生かし、少しでも子供達の心を楽に出来たらなと思っています。
改めて感じることは、人は案外単純な生き物なんだなということです。
複雑に考えるから複雑に感じるのであって、素直に考えれば楽に感じるものだと思います。
去年一年、私は多くのことを学ぶことができました。
それは私を支えてくれる人達がいたからこそできたことです。
今年もより多くの事を経験し、学んでいきたいと思います。
今年も宜しくお願いいたします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
大村栄理
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