うつ病とは何か? NO,9

 

考えたり判断したりする脳機能を【思考】と言います。

人は誰しもその思考に、【考え方の癖・心の癖】をもっています。

その思考の癖は古来より【三つ子の魂百まで】と言われるように、

根本的に思考の修正をしなければ死ぬまで続きます。

ここで言う【三つ子】とは、2歳児を指しています。

2歳3歳で思考の癖、考え方の癖ができるのか?、と思われるでしょうが、

思考の癖は、子育て中の親から【躾】として【親の考え方の癖】を受け継いでいます。

ここで間違ってはいけない事があります。

考え方の癖は【遺伝】ではありません。

あくまでも親の考え方の癖を【伝承】したのです。

うつ病になる前に自分の考え方の癖を知ると【うつ病の予防】になります。

1、うつ病になる人は、うつ病になる考えをしています。

2、イジメを行う人は、いじめを行う考え方をしています。

3、イジメられる人は、いじめを受けるような考え方をしています。

4、何度も相手にフラれる人は、フラれるような考えをしています。

5、失恋をする人は、失恋するような考え方をしています。

6、借金をする人は、借金をするような考え方をしています。

・・・・・等々、たくさんあります。

ですが、

自殺をする人が自殺をする考え方をしているとは言えません。

自殺については後ほど説明します。

うつ病は何故?生じるのか、どんな時に生じるのか。

その殆どは【対人関係】で生じます。

決して、より良い対人関係をもつ人がうつ病にはなりません。

人は群れ(集団)で生きており、群れに適応する考え方をすれば対人関係で窮地に陥りません。

群れに適応出来なかったとき、集団生活に適応できなかった時にうつ病になります。

これを対人関係の不適応といい、精神科で【適応障害】などと診断されます。

うつ病ではないがうつ病になる考え方の人を【うつ病予備軍】といいます。

そのうつ病予備軍の人の考え方を【思考障害】といいます。

思考障害(うつ病予備軍)は、

1度(軽度)、2度(中度)、3度(重度)に3区分され、4度はうつ病になります。

さがら療法では、4度のうつ病を【思考不全】と表現しています。

心の健康教室・さがらセラピー【うつ病の予防と改善方】

【一般社団法人:心の健康教室】と【特定非営利活動法人:人間賛歌】が共同で送るメールマガジンです。 ここではうつ病の予防法や心身の健康法を多角的に捉え紹介していきます。 またその時に生じた心の不健康が原因となる時事問題や事件の考察や、人物紹介、海外15か国を訪問した【放浪記】なども併せて提供していきます。 7月1日より【うつ病の予防と改善方】の参考書・DVDを販売中です!

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